ライトノベル

『さよなら異世界、またきて明日』【感想】

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旅は道連れ、世は滅びかけ。

あらすじ

旅に出よう、君を助手席に乗せて。この滅びかけた異世界で。

滅びかけた異世界に迷い込んだケースケは、ハーフエルフの少女・ニトと出会う。彼女の母親が遺した手帳に描かれた“黄金の海原”を探し、二人は辛うじて生き残った人々たちとの出会いと別れを重ねてゆくのだが――。

Amazonから引用

 

作品

タイトル さよなら異世界、またきて明日
発売日 2020年2月20日
おすすめ度 ★★★★☆
レーベル ファンタジア文庫
ページ数 313

 

ちょいネタバレ&感想

第一幕 ホライゾン・ブルーに浮かぶ駅

異世界転生したコースケは元の世界に帰るため旅をしている。

そんな時ハーフエルフのニトと出会う。

 

第二幕 「ヴァンダイク・クラウンの蒸気工場」

乗っていた車?が動かなくなっていたところに、信号拳銃で助けが来た。

ヴァンダイクさんの工場で修理してもらう間住まわせてもらうことに。

 

第三幕 「アイボリー・ハネムーン」

道中で老夫婦に出会う。

 

第四幕 「遠く霞んだファンタム・グレイ」

町について魔女に出会う。魔女はなんでも一つだけ答えをくれた。

 

第五幕 「オリンピア・グリーンは待っていた」

魔女の真実、そして2人の関係が変わっていく。

 

感想

大きなバトル描写?もなく、壮大な恋愛模様もなかったお話は初めてかな。

 

滅ぶのが決まった世界で出会った2人の旅の物語でした。ニトに出会う前はいつもこめかみに銃を突きつけて死のうと思っていたケースケ。

 

ニトと出会う前までの時間がどれほどだったのかはわかりませんが、それだけ孤独を続けていたのでしょう。

 

人によっては孤独は死よりも辛いものだと思います。誰とも喋らず、誰とも触れ合えずと自分が何者で何故生きているのかという意味を見失うものです。

 

そんな世界でニトと出会いヴァンダイクの工場へ。

1人生き残ったヴァンダイクさんは自分の生きる意味を仕事と捉えてました。修理してお金を貰う、それに意味があると、たとえ世界が無くなるとしてもこの場所が居場所で、大切な人がいた場所なのだからと。

 

次に出会った老夫婦。記憶が混乱するネッドさんとそれを支えるジュリーさん。

自分のことを忘れられてしまうということ恐怖にも負けずこれまでも、そしてこれからも隣に居続けるという決断は勇気なのか、ジュリーさんにとっては普通のことなのか。

 

ネッドさんにとっても記憶が正常な時に自分のエゴの為にと決断してしまったことを子どもに怒られ、考えを正してました。

いくつになっても学ぶことがあるのですね。

 

最後はジャックと魔女。

ジャックに真実をとも思っていましたが、道中でコースケが手に入れたもので充分でした。魔女は実は異世界人?と思いましたが、真実は語られませんでした

 

迷える世界だからこそ答えを求めて魔女の元へ向かう。でもその答えは自分の中にあって、それを魔女が後押ししてくれるものだと思うと、間違ったことはしてないのですよね。

 

感じ方は人それぞれ。

 

 

滅び逝く異世界での出会いと別れの物語。

大きな起伏はそこまでありませんでしたが、淡々と読み進めれました。いい作品です

 

 

滅び逝く異世界の出会いと別れの物語。

終わりに向かっている世界で、人々がどのように生きていくか死んでいくか、皆んなが皆んな選んでいました。

ケースケとニトも目的をの為に旅をして、お互いの関係が変化していくところが見てとれました。

 


さよなら異世界、またきて明日 旅する絵筆とバックパック30 (ファンタジア文庫)

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