顔がいい女がグイグイくる!?
みかみてれん先生の作品『女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話』
目次
あらすじ
「二度とぼっちなんかに戻らない! 勝ち取るんだ、最高の高校生活を! 」
ぼっちな中学時代を捨て、高校デビューしたわたし・甘織れな子。
でも、根が陰キャだから憧れの陽キャ生活に馴染めず、窒息寸前!
そんなとき、我が校のスーパースター・王塚真唯とひょんなことからお互いの悩みを共有してヒミツの友達に。
真唯がいれば毎日がんばれそう──と思ったはずが!「君に、恋をしてしまったんだ」
「待って! 友達どこいった」恋人なんて不安定な関係、ムリ! わたしは最高の友達を作って高校生活を楽しみたいの!
でも真唯も恋心を諦めきれないようで──。「恋人と親友のどちらが私たちにふさわしいか、勝負で決めよう」
こうして、ふたりの在り方を懸けたノンストップ・ラブコメディが幕を開けたのだった!
Amazonから引用
作品
タイトル | わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ(ムリじゃなかった!?) |
発売日 | 2020年2月21日 |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
レーベル | ダッシュエックス文庫 |
ページ数 | 292 |
ちょいネタバレ&感想
第一章 恋人とか、ぜったいにムリ!
高校デビューに成功した甘織れな子は誤解から王塚真唯と屋上から落ちた。そして真唯に告白された。
恋人か親友かをお互いプレゼンし合う。
第二章 初めてのキスなんて、ぜったいにムリ!
親友を求めるれな子は親友の良さを真唯に教える。が、その後にホテルへと。
第三章 むりやりなんて、ぜったいにムリ!
初めて紫陽花さんと放課後2人で遊んだり家で遊んだり。嫉妬した真唯が行動を起こす。
第四章 真唯なんた、やっぱりムリムリ!
喧嘩したれな子に声を掛けたのは意外な人物だった。
いいですねぇ。イキすぎずイキなさすぎず。
どっちかというとGA文庫で出版されたありおとのほうが好きかな。
イキ過ぎてる方が好き。
感想
というわけでみかみてれん先生の今月二作目の作品。
前作とは違い、好きになってから落としにいく感じで、期間は1ヶ月でした。
お互いが主張する友達の定義と恋人の定義がぶつかりあってました。
結局のところ中途半端な関係に落ち着いたので次巻を期待しても良いのかもです。
全てを持ち合わせ、自分の思い通りにことが運んでいた真唯の前に思い通りにいかないれな子が現れた。
運命なのか知らないけど、思い通りに行っていたからこそ障害が現れたって感じでしたね。女の子というのは別として。
そんなれな子は高校デビューで学校一のグループに入ってしまって毎日ベッドで反省会。
そこに真唯からの告白だから大変でしたね。
抱きしめられから気持ちが変わってみたいだけど、どうなんでしょう。
気持ちが真唯にいってしまっていったから好意が揺らいだのか、抱きしめられたから揺らいだのか。
紫陽花さんとは違うのだから真唯だからと思いたいけど、それは順番が違っていたら関係は変わっていたのかも知れませんね。
そんなれな子が陰キャになったきっかけをここで解消できのか?からよかったです。えぇ、誤解をうみながらの解消ですよ。
トラウトはそれほど心に重くのしかかるもの。相手に誤解を与えてしまうくらい仕方がありません。
そんな5人のうち内に秘めた気持ちが交錯する関係もこの先見ていきたい気持ちです。
ってか同人で書いてるのかな?
恋人と友達をプレゼンし合うガールズラブコメ。
1ヶ月という時間の中でお互いに自分の主張をしていくなかで、お互いが思う恋人と友達の認識のズレがあって、その中でも駆け引きがありました。
女の子のグループの中でもうち内に様々な思いがあり、お互いが譲らず最後まで楽しめました。