一巻の感想→『世話好きで可愛いJK3姉妹だったら、おうちで甘えてもいいですか?』
あらすじ
「春輝さんを愛してますから!…その、家族として!」伊織の衝撃な告白(?)を受けつつ、3姉妹とあらためて同棲することになった27歳の社畜・人見春輝。家族愛と言われつつ猫耳だのノーブラだの、何故か前よりもスキンシップが過剰になったことに困惑しながらも穏やかな同棲生活は続いていた。「先輩。異性として、好きです…愛しています」そうしたらある日、職場の後輩、貫奈から告白されてしまい!?学生時代からの付き合いで、ただの腐れ縁だと思っていて、でもどう見ても冗談じゃない“ガチ”なトーンで…家と職場の間で恋が揺れる―くすぐったい日常ラブコメディ第2弾!
Amazonから引用
作品
タイトル | 世話好きで可愛いJK3姉妹だったら、おうちで甘えてもいいですか?2 |
著者 | はむばね |
イラスト | TwinBox |
発売日 | 2020年3月19日 |
レーベル | ファンタジア文庫 |
ページ数 | 296 |
感想
家族として愛してます。この逃げの言葉こそ距離が空いてしまう残念な言葉。
その隙?に後輩ちゃんこと貫奈が告白。10年以上の片想いは保留となりましたが、ちゃんと気持ちを伝えたことでの変化もあるのでしょう。
会社にはバレていないまま終わった奇妙な同棲生活。もし貫奈が家にいたら?とか思いましたがその展開がありませんでしたね。
それどころか先に露華の学校に面談とは。この巻では後半露華のターンで終わってしまいましたが、明らかに続くと思わせておいてからの終わり、結局問題は露華に投げられたままでしたよね。
良くも悪くも中途半端で終わったこの作品。イラストのTwinBox先生は同人誌で読んでました。
この人ギリギリR指定くらいの方の絵の方が可愛いんですよね。口絵良かったです。
著者のはむばね先生。楽しませてもらいました。この作品が面白かったので、機会がある時に前作も読めたらと思います。
俺たちの日常はこれからだ!という感じで終わりました。貫奈が真正面から人見と向き合ってました。それを見ていた妹たちはその思いの長さに脱帽しつつも時間ではなくと奮いたいってました。まだまだ不安定な『日常』ですが、変わり続ける日々に向き合って行けそうです。