可愛い妹と綺麗な妹。選べるわけがない!
あらすじ
かつて兄妹同然に育った月城家の姉妹、菫と椛。家庭の事情で月城家に引き取られることになった俺は、久しぶりに再会した二人の妹たちに温かく迎えられ、理想の家族を目指す―はずだった。ところが、俺を待っていたのは姉妹の喧嘩を仲裁する日々で…!?「お兄さんはストッキング派です」「いやお兄ちゃんはニーソの方が好きだよ!」ってお前ら、頼むからそんなことで喧嘩するなよ!!気持ちは嬉しいけどな!?一人の兄を巡って繰り広げられる、妹たちによる絶対に負けられない戦いの日々を描いたホームラブコメディ、スタート!
Amazonから引用
作品
タイトル | 両手に妹。どっちを選んでくれますか? |
発売日 | 2020年3月19日 |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
レーベル | ファンタジア文庫 |
ページ数 | 311 |
ファンタジア文庫特設ページ『両手に妹。どっちを選んでくれますか?』
感想
お兄ちゃん好き過ぎの妹たち。
お願いすればなんでもしてくれそうでした。というかするよね好きだもん。
過去に衝撃的なことがあって、それが理由で好きになった妹たち。当人にとっては些細なことであるが妹たちにとっては大事なこと。
だからこそ好意が度をこしてしまったんですね。でも、お互いも大事で抜け駆けはしないようにと言い合い。いや、褒め合いでした。
罵り合いもたまにありましたが、ほとんど褒め合ってました。褒めて諦めさせるという高等テクニックでした。
そんな2人が誤解の発言をしてしまったせいで主人公は2人からの好意を家族として受け入れてしまって気持ちが行き違いを終始してました。
家族でエロゲを始めたところは笑ってました。父親…無知ならちゃんと調べないと…。
恋愛脳と家族脳だったかな。
好意は見せるけど好きをちゃんと伝えれない姉妹と、家族に飢えていた主人公とのやりとりでした。積極的な姉妹で積極過ぎてお互いを褒め合う喧嘩をずっと見てた感じで。何で姉妹がこんなにも主人公を好きか分かっただけで満足でした。