一部屋でゆらめく三角の距離。リーマンとJK二人の日常ラブコメ
あらすじ
「……そのぉ……お久しぶり、です」
「(…………マジかよ)」
父の頼みで、疎遠だったギャルJKの従妹・奏音を預かることになった、独り身のサラリーマン・駒村。
急な生活の変化に頭を抱えながら仕事に行くと――
「今晩泊めてもらえないでしょうか……?」
「なあ、家に帰った方が――」
「それだけは絶対に嫌です」
「(…………)」
街中で途方に暮れていた家出JK・ひまりも、あれよあれよと強引に転がり込んできて――。
「かず兄、ひまり。今日はすき焼きにしたよ」
「駒村さん。お、お背中流しますね……!」
「お前ら早く寝ろ!」
奇妙な同居は突然に。
JK二人と紡ぐ、ほっこり温かいホームラブコメ
作品
タイトル | 1LDK、そして2JK。~26歳サラリーマン、女子高生二人と同居始めました~ |
発売日 | 2019年12月20日 |
出版社 | KADOKAWA |
レーベル | ファンタジア文庫 |
ページ数 | 317 |
著者 | 福山陽士 |
イラスト | シソ |
登場人物
駒村 和輝(こまむら かずき)
一人暮らしをしていたサラリーマン。26歳。
急に二人のJKと住むことになり戸惑いがち。
ひまり
名字不詳で家出中のJK。
街中でこまっていたところを助けられ、駒村の家に転がり込む。
世間知らずでおっちょこちょいな性格。
倉知 奏音(くらち かのん)
駒村の従妹のギャルJK。
母親蒸発で、駒村の家で暮らし始める。
家事が得意な一面も。
あらすじ
突然の一人暮らしから3人暮らしになった社会人の男。
従妹と家出少女との奇妙な生活。
申し訳ないこれの2人暮らしパターンを最近読んだ気が…いや、してない、ワタシハナニモミテイナイ。
ラストにいっぱい詰め込んだ感じで、後は淡々と一人暮らしでは無かったようなこと、複数人で暮らすことで分かることが描かれていました。
元々弟と暮らしていたけど、今回は女、しかも女子高生。
普通の社会人男性からしたら未知の存在で、なにもかも分からず、会ったのは数回だけということで距離感も掴めずにという感じで過ごしていくなか、自分で決めた距離感に落ち着いたという感じでした。
家出偽名のひまりちゃん。
本来従妹の奏音ちゃんだけで、ひまりちゃんがいなければ危険がないので、悪く言えばこの子が地雷ということでの展開が楽しみです。
自分が追いかけられなかった夢を他人に託す?気持ちは分からんでもない。
1LDK、そして2JK。 ~26歳サラリーマン、女子高生二人と同居始めました~ (ファンタジア文庫)