七巻の感想→『14歳とイラストレーター7』
あらすじ
「せんせ……本気になってもいい?」
「せんせ……本気になってもいい?」海老名水織が、いきなり頬にキスをしてきた! 勘違いでも冗談でもなく本当の本気の告白!? 戸惑いつつもユウトの返答は……? 一方、ハラミはアニメの試写会へ。こぼした涙の理由は!? 白砂はマリィとショッピング。楽しい時間のはずが、非常事態発生! イラストレーターを目指す乃ノ香だが、理想は遠く、現実は非情だった。ユウトとの、ゆるく曖昧な関係に終わりが訪れて……? 希望と現実、そして欲望に振り回される、イラストレーターのガチな日常を大公開な、第8弾!
Amazonから引用
作品
タイトル | 14歳とイラストレーター8 |
発売日 | 2020年3月25日 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
レーベル | MF文庫J |
ページ数 | 262 |
MF文庫J特設サイトk『14歳とイラストレーター8』
感想
水織…ドンマイ。
ナスさんみたいに保留が正解なのか、と思いましたがやはりタイトル通りの展開でした。
いいぞ、乃々香はくれてやる。
乃々香がダークサイドに陥りかけてました。周りが本業だらけで姉弟子も上手。そんななかで始めたばかりの人間が自分の絵に悲観するなというのが無理ですよ。
日々絵に何時間もかけている人たちに、受験で忙しく他のことをしながら絵を描くのは凄いことです。見習いたい。
そんな乃々香を救ったのは彩華で距離が縮まったのはユウト。
同じ年齢の時のユウトと今の乃々香では乃々香の方が上。これは成長に期待です。
そしてユウトが倒れた時に全員集合w
これは笑いました。まさかヒロイン全員集合とかいう展開があるとは。
マリィと彩華。彩華とナスさん。一触即発の展開かと思ったけど、マリィにたじろぐ彩華が新鮮でした。常識がないと言ったら失礼だけど、常識がない同士ではマリィに軍配が上がりました。
壁があって2人の距離が近づいて終わった今巻。ナスさんは違和感に気づき焦るのか、14歳だからと見過ごすのか。
そしてタイトル通り14歳で終わるのか、高校生編に突入するのか…。楽しみで楽しめました。
水織の告白、乃々香の葛藤、ハラミのアニメ化、そして初顔合わせしていたメンバー達との一触即発展開。面白かった。乃々香とユウトとの関係の変化、それに対してのナスさんの気持ち。何が1番面白かったってバチバチ関係の2人でした。