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いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら【読了】

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あらすじ

柊海人の日常は全てが灰色だった。可愛い妹と何かと気に入らないことがあればすぐに激昂してしまう父。アンバランスな家庭を守るため、アルバイトに明け暮れ、将来のことなんて考えられなかった。
天谷浩太の日常は全てが虹色だった。幼いころから欲しいものは何でも与えられ、何をしたって上手くいった。そんな二人に文芸部部長・神楽坂朱音は小説の世界の素晴らしさを説いた。そして、囁く
「君たちのどちらかがプロデビューして、私を奪って欲しい――」
いびつな関係の3人が小説という名の戦場に出揃うとき、物語は動き出す。小説に魅せられた少年少女が贈る、本物の青春創作活劇!

Amazonから引用

 

作品

タイトル いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら
著者 永菜 葉一 
イラスト なび
発売日 2020年8月25日
レーベル MF文庫J
ページ数 292

 

感想

人生に絶望した少年が神楽坂朱音との出会い人生の転機を迎えた、小説に魅せられた少年少女が贈る青春創作活動。自分の好きな事に真っ直ぐな朱音が自分と対等以上になる存在を探していて出会った2人。絶望的な人生から小説という光を手にして生きる理由を得た少年と、生きる道が沢山ある少年のライバル関係で1人の少女を取り合っていて青春していました。自分の願いが叶えられない葛藤と自分の思いを口にできない葛藤と、ライバルの存在と目標とと沢山魅せられました。すごい青春してました。

 

 

人生に絶望してからの救済。選択肢が一つしかない人間と沢山ある人間と対極で。それぞれの道が交わった時にできるライバル関係から、1人のヒロインの取り合い。ラストは本当に青春していて面白かったです。

 

 


いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら (MF文庫J)

 

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