ライトノベル

このぬくもりを君と呼ぶんだ【読了】

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あらすじ

繋いだ手のぬくもり。これはきっとリアルだ

「この雨も、風も、空も全部。もうずっと昔に地上にあったものを再現してるだけ。ただのフェイクじゃん」

有機ディスプレイは偽物の空を映し、人工太陽の光が白々しく降り注ぐ地下都市『Polis-UK8』。この全てが人の手によって作られたフェイクタウンで生きる十六歳の少女・レニーは、周りに溢れるフェイクを嫌い、リアルな『何か』を探している。

そんなレニーが出会ったのは一人の少女・トーカ。サボリ魔で不良少女たるトーカに、レニーは特別な『何か』を感じ、一緒の時間を過ごすようになる。

ある日、レニーの前に空から謎の球体が降ってくる。まるで太陽のように真っ赤に燃えていた小さなそれを、レニーは『太陽の欠片』と名付け正体を探ろうとする。

一方その頃、トーカの方でも何やら変化が起こっていて、二人の日常は音を立てて崩れ始めていく―― 。

「きっと隣にレニーがいるから――こんな毎日なら、あたしは悪くないと思えるんだ」

いつかトーカが言った言葉。あれはフェイクだったの? それとも――。

第14回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作!
地下都市に生きる二人の少女のリアルとは――ガールミーツガールから動き出す、青春SFストーリー!

Amazonから引用

作品

タイトル このぬくもりを君と呼ぶんだ
著者 悠木りん
イラスト 仲谷鳰
発売日 2020年7月17日
レーベル ガガガ文庫
ページ数 317

 

感想

全てがフェイクの地下都市でリアルな『何か』を探す少女の物語。太陽も星も雨も食べ物でさえも全てが人工的に作られたフェイクの世界。何百年と続いていても歴史を知らされて地上というリアルがない世界が当たり前なはずなのに疑問に思う。リアルを求めて生きる少女が目指すリアルがどのようなものか、表紙がどの部分を指すのか。そして口絵がラストにあるという斬新な使い方をしていました。

 

 

フェイクだらけの世界に疑問を持つ少女がリアルを求めていました。自分の中のリアルに出会い、それが崩れて否定して、それでも繋がろうとしていたそのぬくもりが少女たちのリアルになっていました。

 

 


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